もう悩まない!金額交渉のコツをつかんで上手に契約しましょう
いつもランサーズをご利用いただきありがとうございます。
皆さんは、取引するお相手との金額交渉はどのように行っていますか?
金額交渉する中で
- お金にまつわるいろんな言葉が出てきたり
- 取引相手によって基準にする金額が違ったり
- システム手数料の計算が難しかったり
悩んだり、苦戦される方も多いのではないでしょうか。
特にはじめてランサーズをご利用いただく場合、交渉に慣れるまで時間を要すると思います。
そこで、本記事では金額交渉における基本とコツをご紹介します。
こんな方におすすめ
- 契約金額?ランサー手取り?支払い金額?とはなんですか
- 金額交渉するときはどの金額を基準にしたらいいですか
- 消費税は税込/税抜どちらが基準になりますか
- システム手数料はどちらが負担するのですか
お金まわりの言葉
まずはじめに、金額を交渉したり提案する場面で頻繁に登場する言葉をご紹介します。
予算 / 目安予算
依頼作成時にクライアントが選択する予算
「1万円〜2万円」「5万円〜10万円」のように大まかな金額範囲
依頼金額
クライアントが決めた発注金額
依頼金額の決定権はクライアントにあり、ランサーの合意を挟まず決定
コンペ・タスクの方式で登場
契約金額
ランサーとクライアント間で相談して、合意した発注 (受注) 金額
金額の入力はお互いの中心にある契約金額で行う
プロジェクト・固定報酬 ・月額報酬・パッケージの方式で登場
※ ライティングカテゴリの契約金額は「記事単価 × 記事数」
ランサー手取り
契約金額・依頼金額からシステム手数料を差し引いたランサーが受け取る金額
システム手数料は、契約金額 (税込) の16.5%
支払い金額
契約金額・依頼金額にシステム手数料を足したクライアントが支払う金額
システム手数料は、契約金額 (税込) の5.5%
金額交渉のコツ
では、本題の金額交渉のコツですが、結論からお伝えすると「契約金額を基準に」「税抜/税込を明確に」の2つです。
詳しく解説していきます。
前提として、仕事への提案時や直接依頼のオファー時は「契約金額」での入力が標準となっています。
しかし「契約金額」を「ランサー手取り」や「支払い金額」と混同して、何の金額を入力していいか悩むとご意見いただくことがあります。
それぞれの定義を図を用いて説明します。
契約金額を入力すると、同ページ内の金額明細に「ランサー手取り」「支払い金額」が表示され、ランサーは最終的に受け取る金額、クライアントは支払う金額をその場で確認できます。
よって、両者の中心にある「契約金額」を基準にすることで、円滑な交渉が可能になります。
また、契約金額を入力する前段階でも、金額を提示する場面があると思います。
そのときも「契約金額を基準に」「税込/税抜を明確に」の2つに気をつけましょう。
- オファー前に見積もりする
- メッセージで予算を伝える
- 依頼概要に具体的な金額を掲載する
言い値やざっくりした予算感で伝えてしまうと、認識の違いが生まれることがあります。
下記は、契約後に発覚した勘違いとして多いものです。
提示金額が
- 受け取る報酬 (または支払い金額) だと勘違いしていた
- 税込(または税抜) の金額だと勘違いしていた
- システム手数料が含まれると勘違いしていた
こういった誤認やトラブルを防ぐために契約金額を基準に細かくすり合わせておきましょう。
伝え方のGood例・NG例
Good例
- 契約金額 (税抜) 50,000円
- ランサー手取りは50,000円 (税抜) を受け取りたいので、契約金額は59,881円 (税抜)
- 支払い金額は50,000円 (税込) が上限なので、契約金額は47,393円 (税込)
NG例
- 報酬 50,000円 (税込)
👆報酬という言葉がどの金額を指すのか不明確
- 契約金額 50,000円
👆消費税が税抜/税込なのか不明確
- 記事1本あたり10,000円 (税・手数料込み)
👆システム手数料込みの金額で提示している
👆双方のシステム手数料を含む表現になりえる
また、ランサーが契約金額を入力する画面では、金額を計算するゲージが設置されています。
ランサー手取りを確認しながら契約金額を調整できるので、あわせてご活用ください。
交渉時の注意事項
システム手数料をどちらかがすべて負担するケースを目にしますが、運営事務局では下記ルールにしたがって、各々がお支払いいただくよう推奨しております。
<システム手数料>
- ランサー:契約金額 (税込) の16.5%
- クライアント:契約金額 (税込) の5.5%
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
本記事のまとめになります。
- 契約金額は、ランサーとクライアント間で相談して、合意した発注 (受注) 金額
- 金額交渉のコツは「契約金額を基準に」「税込/税抜を明確に」
- 指定のランサー手取りや支払い金額で入力したい場合は、金額計算ツールを活用
- ランサーとクライアント双方に別々のシステム手数料がかかる
- システム手数料をどちらかがすべて負担するケースは非推奨
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引き続きランサーズをどうぞよろしくお願いします。